妊娠直後から水も飲めなくなりました-つわり体験談

待ちに待ったはじめて妊娠。病院で妊娠を知らされた時はとても嬉しく幸せな気持ちになりました。

が、すぐに気持ち悪さに襲われ、何も口にできないまでになりました。私の母や姉はつわりを経験せずに出産まで至っているので、わたしもつわりはないかもしれないなぁと楽観的に考えていたのですが…

あまり体調を崩すことがなく健康が取り柄で生きてきたので、つわりの具合の悪さには衝撃を受けました。

つわりが始まったら妊娠した幸福感はどこへやら。あまりのつらさに、「今すぐ開放されたい」という思いに囚われるようになりました。
「こんなにしんどいのは数日だけ、きっとすぐ終わる」と自分に言い聞かせていたのですが、気持ち悪さはなかなか無くならず、むしろ週を追うごとに激しくなっていきました。

朝も主人を送り出してからまた横になるという生活。結局10週間にわたり苦しみ続け、その期間は辛くて辛くてたまりませんでした。

食べられるものは限られていて、しかもその時その時で違いました。食欲を感じた時に、「食べたい」と思えるものだけ口にしていました。
飲み物は水も気持ちが悪くて飲めませんでした。いくつか試して、麦茶だけが飲めたのでそれで水分補給をしていました。

ピークの頃には、調理をしているにおいでも吐き気がしたので、その期間は主人に弁当を購入してもらったり、朝食はパンを購入しておいて、勝手に食べてもらっていました。

夕飯は、体調が良いときにまとめて作り置きをしました。温めるだけにしておいて、主人に温めて食べてもらいました。

出産をするまでつわりからは開放されないかもと思っていたのですが、15週あたりから少しずつ落ち着いていったときは本当にホッとしました。