妊娠40週と2日目。明日が、予定日です。(週数計算が途中で少し狂ってしまったみたいです)
今日の検診で、「子宮口は相変わらず全く開いていない」と言われました。
胎児の頭もあまり下がっていないようです。
妊娠40週検診の結果
検査項目 | 結果 |
---|---|
子宮底長 | 32cm |
腹囲 | 84cm |
血圧 | 107/66 |
浮腫 | – |
尿たんぱく | ± |
尿糖 | – |
胎児の推定体重 | 2769g |
私の体重 | 51.6kg(妊娠前+5.1kg) |
胎児の体重は、明らかに「先生、盛ってますよね」という計測の仕方ではありますが、2700gを超えました。
逆に、私の体重は落ち続けています。
出産予定日直前の私の体調
血液検査で栄養失調と判定され、点滴を受ける運びになりました。
臨月に栄養失調の妊婦って大丈夫なんでしょうか。大丈夫じゃないから点滴なんでしょうけれど…。
結局、吐き気は妊娠初期から妊娠後期にかけて、収まることなく私の妊娠と共にありました。
私の中で妊婦生活=嘔吐生活という刷り込みが出来上がりました。
トータルでどのくらい吐いたのかな。
間違いなく500回は吐いたと思います。多分、600回まで行ってるだろうな。
いやぁ、身も心もボロボロです、本気で。
そして妊娠5週目から10ヶ月も全然食べられない日々を過ごし、十分に栄養を与えてあげられなかったと思わざるを得ないこの体から、健康な赤ちゃんが生まれてくれるのか、そんな奇跡が起こり得るのか、とりあえず5体満足であってほしい、今はそれしか願えません。
出産に促進剤を使用することになりました
長期出張中の主人ですが、今週末までお盆休みで、今、傍にいてくれています。
検診にも同行してくれて、先生に「妻が毎日の嘔吐で限界が近い状態なのと、今週末までに生まれないと自分が大阪にいない時に出産となってしまう可能性が高い、それは心配だから促進剤を試してもらえないか?」といった質問をしてくれました。
結果、予定日の明日、一日入院をして、バルーンと促進剤を試すことになりました。
あまりに子宮口が開いていないので、通常のサイズより小さなバルーンで試すそうです。
効果があれば、16日木曜日には出産になるだろうとのことですが、現在の私の体の様子では、成功はそれ程期待できない状況のようです。
陣痛につながらず、翌日退院して、自然に陣痛がつくのを待つことになる可能性の方が高いようです。
それでも、試せるだけ試したいので、お願いすることにしました。
まったく産気づいていない妊婦に使用する促進剤のリスクをネットで検索すると、恐ろしい書き込みがいっぱいで正直怖いですが、体力が日々低下していることを考えると、主人がいてくれる間に産んでしまいたい思いが強いです。少しでも可能性があるなら、産院を信頼して、挑戦してみようと思います。
まだ空も白けていない時間帯に吐き気で目覚めると、私の嘔吐音で起こされた寝ぼけ眼の主人が、背中をマッサージしてくれます。
すごく楽になります。
夕飯の時間帯はいつも調子が悪く、作ることも食べることもできないので、ほぼ毎回、主人だけ店屋物を注文して食べてもらっているのですが、文句ひとつ言わずにいてくれています。(自分で料理したり買い出ししないところが私の主人らしいですが笑)
検診時、私たちのやりとりを見ていた助産婦さんに、「優しい主人ですね」と言われました。
「優しいし素敵だし最高の主人です」と惚気てしまいました。
子宮外妊娠と卵巣腫瘍のWアタックで卵管喪失、体外受精からの産むまでつわりと、ふんだりけったりの我が人生ですが、主人と一緒になれたことは、数少ない幸運な出来事だったと思います。