私が妊娠中に見たあまりに残酷な夢その1【閲覧注意】

妊娠中の悪夢 私のつわり症状

妊娠中に見る悪夢の原因と対策について先日解説しましたが、今回は、私が実際に見た酷い夢の内容をお伝えしたいと思います。

今からお話しする内容は、妊婦さんに二次災害(=読んだ内容を夢に見てしまう)を招く恐れがあります。

本当に嫌な夢を見て苦しんでいる方が、「自分はまともだと思いたい」、「誰かよりマシだと感じたい」という切実な思いを昇華できる場にして頂きたく掲載しましたが、
上記に該当されない方や、幸せ心地の方が見られるには、刺激が強すぎると思います。

以下、ご閲覧は自己責任でお願いします。

私が見た酷い悪夢その1

場所は、具体的にはどこかわかりませんが、小学校のグラウンドのような、開けた場所だったと思います。良い天気でした。

私の前に、これまで関わりがあった方々が一列になって、多分何百人という数でずらっと並んでいました。
顔見知り程度の人から、学生時代を一緒に過ごした友人までいました。
彼らは皆、白いTシャツを着ていました。
外野の方々がザワめく中、私は一人で彼らと向かい合っていました。
私の右手には包丁が握られていました。

何らかのきっかけがあり、私は目の前の知り合いのお腹を、持っていた包丁で刺しました。
理由はわかりませんが、刺さなければいけない、と感じていました。

切るのではなく、グッと刃渡りを差し込むように突いたのに、こんにゃくを切った時みたいな、ほとんど抵抗がない感触が返ってきて、

「あれ?」

と思う自分がいました。

刺し応えが感じられないことに私は混乱し、

「あれ?あれ?」

と言いながら、相手の上半身を何度も刺しました。

真っ白なTシャツはどんどん赤く染まって行きます。

相手の顔も歪んで行っているのに、思ったような手ごたえを感じません。「ちゃんと刺さっていないのではないか?」と不安になりながら、私は何度も何度も相手を刺しました。

そうしている間に相手は崩れ落ち、私は「あー良かった、ちゃんと刺さってた」とホっとしながら、次の戦いに備えました。

行列が一人分前に動いて、新たな人と対戦となります。

私はまた、先手必勝とばかり、相手を刺しにかかります。

知り合いなのに、全く躊躇はありませんでした。

そのうち、「感触は随分浅い感じだけど、しっかり刺さっているんだ」と私は安心しはじめます。

調子に乗って、悪態をつきながら、えいやそりゃとザクザク刺していきました。

自分も何度か刺されましたが、相手は私程遠慮なしには刺しては来ず、致命傷には至りませんでした。

私は誰よりも躊躇なく相手を刺し、返り血を浴び続けました。そのうち、心が行ってはならない方向に向いていくのを感じました。

気持ちがどんどん黒く熱くなっていきます。あぁ、理性が消えていく、と感じたところで、目が覚めました。

この夢で怖かったこと

たとえ夢であったとしても、私であると自覚のある状態で、自ら知人を刺す、しかも、やられてからやり返すならまだしも、やられる前に殺る、を徹底していた自分に、恐怖を感じました。
自分のキャラが、バトルロワイヤルで言うところの典子さんでないことは重々承知していましたが、まさか相場さんだったとは…

夢とは言え、自分で知人を手にかけるような夢をみる自分はまともではない、と、思わざるを得ません。

もう一つ、後日にぞっとしたことがありました。
私はこの夢を見るまで、率直な言い方をさせて頂くと、人はもっと切りにくいものだと思っていました。
グッと力をいれて、刃をググっと押し込まないと刺さらないようなイメージを持っていました。
ですのに、夢の中の私は、事に及んでいる間、こんにゃくのような感触を感じていて、それはとてもリアルな感覚でした。

こう感じていたことに当初は、「夢だし、実際に人を刺したことなんてないんだから、整合性が取れてなくて当然」と思い、むしろ「だたの夢である証」としての安心材料だと思っていました。

ですが、後々調べてみたら、人を刺した時の感触は、本当に、豆腐位軽い感触であるとわかったのです。

なぜ、私は、そんなことを無意識レベルで知っていたのか。

知りうるはずのないことを、なぜ知っていたのか。

…私は占いも前世も信じません。が、もし本当に前世があるのなら、私は前世で思い出したくないような人生を辿っていたのかもしれません。