つわりで苦しんでいる方へ-当ブログ「つわり軽減ノート」について

つわりの薬

この度は、数ある妊娠不調関連ブログの中から当ブログをご閲覧頂き、ありがとうございます。
「つわり軽減ノート」の管理人をしております、あやと申します。

世界は加速度的に進化し続けているのに、つわり特効薬は未だ開発されず、確実な緩和策は存在しないのが実情です。

どんなに苦しくても自分の為には薬を使えず、周りも、お医者さんすら、その苦しみを理解しようとすらしてくれない…
つわりは、孤独な戦いです。

つらいですよね。

私も、つわりで地獄のような日々を送りました。
その経験があまりに辛かったため、同じように苦しむ方の力になれればと、このブログを立ち上げました。

理不尽な現実を突きつけられているあなたに、症状緩和のヒントとなる情報をお渡しできればと願っています。

このページでは、このブログの概要と、私がこのブログを立ち上げるに至った経緯の詳細についてお伝えしたく思っております。

少々お時間を頂きますが、お目通しいただけましたら幸いです。

当ブログ「つわり軽減ノート」について

吐きつわりなどのつわり12症状の軽減策1つ1つを丁寧に解説。
妊娠初期から人によっては後期まで悩まされる妊婦特有の不快症状を和らげるため、医療従事者の話や、医学書その他の書籍、直近5年以内につわりを経験された女性200人以上の生の声を反映させて、サポートサイトとして価値ある情報を提供すべく尽力しています。

つわりが始まる時期と終わる時期、ピークはいつ頃?原因は何?といったつわり知識や、未だに解明されていない部分の多いつわりの正体について、最新の情報を掲載。「つわり」について真正面から向き合っています。

参考サイト:日本産婦人科学会お医者さんがつくった妊娠・出産の情報サイト Baby+
参考文献:産婦人科診療ガイドライン2017妊娠悪阻にまつわる諸問題(神戸大学医学部産科婦人科学教室教授 丸尾 猛先生)、日本産科婦人科学会研修コーナー第59巻
参考書籍:つわりなんて怖くない(東京慈恵会医科大学産婦人科教授 恩田威一 著) 他

管理人あやについて

妊娠5週目で妊娠悪阻となり、2か月以上入院、出産までトータル500回以上吐き続け、ろくな栄養を摂れぬまま臨月を迎えました。
そして、栄養失調のまま帝王切開で子供を出産しました。

こうして書くとたった数行で収まる出来事ですが、妊娠5週目から40週までの35週間=245日、

本当に毎日が地獄でした。

終わりの見えないつらさがもたらす精神的な圧迫感。

死ぬほど苦しい中、必死に頑張っているのに、

「お腹の赤ちゃんが元気な証拠だよ!大丈夫!」

だとか、

「もうお母さんなんだから子供のことを一番に考えて」

とか、

今まさに苦しんでいる自分を通り越して、子供を想われてしまう孤独感。

これらは、経験した人にしかわからない苦しみだと思います。

逆を言いますと、経験者である私だから、理解できることがあるとも言えます。

日本的母性観の脅迫をすることなく、つわりや妊娠中の不調に苦しむ女性のことを一人の女性として見つめながら、症状緩和の情報提供をするブログ。
そういったものがあっても良いのでは、と感じたのが、このブログを立ち上げた理由の1つです。

壮絶な悪阻の日々の後に誕生した我が子の各種疾患について

私がつわり専門ブログを開設したもう1つの理由には、私の子供が関係しています。

悪阻で散々たる食生活を送った後に生まれた我が子は、五体満足ではあったものの、各種疾患を背負って生まれてきました。

詳細をお話ししますと、

  • 小麦・乳・卵の3大食物アレルギー(クラス4-6)+そば・甲殻類・りんご・もも・ナッツアレルギー(クラス3)
  • 重度のアトピー
  • 喘息
  • 発達障害(アスペルガー症候群)

という状況です。

食物アレルギーはアナフィラキシーショックを起こすレベルです。
これまでに2度、呼吸困難に陥り病院に運ばれました。
現在は調味料に至るまで完全除去の食生活です。

アトピーも酷く、皮膚は散々な状態です。
一日に3回以上保湿をし、ステロイド剤を使用しても下の写真のような状態です。

【生後3か月頃の顔】

【2歳頃の足】

また、集まりの場ではじっとしていることが出来ず、幼少時は一人奇声上げて走り回っていました。
3歳半の時点で受けた発達テストで、「ボーダー児」、5歳で受けたテストで「アスペルガー症候群」という診断がつきました。

2018年現在、小学校の入学を前にして、特別支援学級への所属が決まっています。

「つわり時の母体の栄養状態と子供の体質に相互関係があるとは言えない」というのが、現在の産科医学会の定説のようで、
我が子がこのようになってしまった元凶が、私の妊娠中の食生活にあるのかどうかはわかっていません。

が、私の親兄弟にも主人の親兄弟にも、食物アレルギーの人はいませんし、発達障害の人もいません。
他に心当たりはまったくないのです。

あくまでも一例でしかありません。それは承知しています。

ですが、私は思うのです。

子供が呼吸困難でうずくまり、声も上げずに苦しんでいる時、
肌がつるつるのお子さんを抱いて幸せそうな顔をしているママ友を見た時、
スーパーで子供が食べられる加工食品が見つからない時、
教材にホットケーキやパンやパスタの絵が出てきた時、
月に一度、障がい者センターへ出かける時。

可能性だけでも良い、もっと何かを追って、違う結果を得ることは出来なかったのか。

前置きが長くなりましたが、このブログは、地獄のような悪阻の日々の後、複雑な思いを抱えながら子育てをしている主婦が、今苦しんでいる方の役に立てればという思いと、同じ道を辿る人を少しでも減らしたいという思いから開設したブログです。

つわり11症状の緩和策を、医療現場や医学書など専門的な情報を基にわかりやすくまとめています。また、つわり体験者の声を反映させ、実際に効果があった軽減策や、自らの体験談を赤裸々に語っています。

誠心誠意作り上げたこのサイトが、あなたの参考になれば幸いです。

そこまで悪阻で苦しんでいらっしゃらない妊婦さんや、妊婦さん以外の方へ

私のつわり体験談は、苦しい闘病生活の中で書いたものですので、ネガティブな発言も多々出てきます。

過酷な悪阻生活を強いられていらっしゃる方の中には、私と同じような思いにとらわれてしまう方や共感を求めていらっしゃる方もいると想像し、少しでも孤独や自己嫌悪を和らげられたらと、当時の思いそのままを載せました。

終わりの見えない長いトンネルで苦しむ人たちの心の叫びであると解釈の上、ご容赦いただけますと幸いです。

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