【妊婦さんが安全に飲めるハーブティー】つわりや体の不調解消、安産、妊娠期別おすすめハーブティーとNGハーブ

妊婦のハーブティー 妊婦さんの美容と健康

当サイトで先輩ママさん100人にアンケートを取ったところ、半数近くの人が、妊娠中にハーブティーを飲んでいたと回答しました。

【アンケート:妊娠中にハーブティーを飲んでいましたか?】

妊娠中にハーブティーを飲んでいた人の数
※2017年ランサーズを利用し先輩ママ100名に実施

飲んでいた時期としては、妊娠後期が一番多く、妊娠週数が増すのに比例して飲む妊婦さんが増えていました。

【アンケート:ハーブティーを飲んでいた時期を教えてください】

妊娠中ハーブティーを飲んでいた時期
※2017年ランサーズを利用し先輩ママ100名に実施

妊婦さんがハーブティーを飲み始めたきっかけは、「コーヒーや日本茶の代用として」という声が多く、カフェインが入っていないことや、つわり時にも飲みやすかった、という理由でハーブティーが選ばれているようです。
他にも、

「胸のむかつきや吐き気軽減のため」

「リラックスできるから」

「安産・母乳対策」

といった理由で飲み始めた妊婦さんもいました。

このように様々な目的で飲まれているハーブティーですが、実はハーブは妊娠中の心身を助ける働きがある一方で、妊婦さんが飲んではいけないとされている品種もあります。

本記事では、妊婦さんが安全に飲めるハーブティーを、妊娠期別にご紹介します。
実際にハーブティーを飲んでいた先輩ママの声も載せていますので、是非参考にしてくださいね。

妊娠初期(妊娠発覚~4ヶ月)におすすめのハーブティー

妊娠初期~妊娠4ヶ月の間は、つわりによる体調不良に悩まされる時期です。
気分をすっきりさせてくれるペパーミントや、味覚を正常にする「亜鉛」が含まれているルイボスティーがおすすめです。

名前 効果 カフェイン有無
ペパーミント 胃腸の不調、吐き気、精神安定、リフレッシュ ノンカフェイン
ルイボス むくみ、便秘、肌荒れ、不眠 ノンカフェイン

妊娠初期のハーブティーの注意点

ペパーミントティーははつわり軽減に効果があると言われていますが、母乳が出にくくなるという話もあります。妊娠後期以降の飲用は慎重になりたいところです。

ルイボスティーは体を冷やす効果もありますので飲みすぎには注意が必要です。

どのハーブティーも1日1~2杯を目安に飲んでくださいね。

ハーブティーを飲んでいた先輩ママさんの声

みゆさん 34歳
元々コーヒーが、大好きで一日一杯は飲んでいたのですが、妊娠を気にカフェインが気になりだしてデカフェに…けれどデカフェはアクが気持ち悪く感じたので、ハーブティーに切り替えたところハマりました。
やえさん 31歳
妊娠前に大好きだったコーヒーが苦手になり、カフェインレスのものも飲めずストレスが溜まっていたので。ハーブティを飲むとリラックス出来ました。

つわりが辛く、気持ち悪さを軽減したい人や飲めるものが見つからない人の助けにもなっているようです。

美奈さん 32歳
一番の理由はつわりが酷かったからです。なぜかハーブティーを飲むと吐き気やマシになりました。
琴さん 36歳
とにかくつわりがつらいのに味のあるものが受け付けなくて、辿り着いたのがミントティーでした。気持ち悪いのが少しすっきりするので助かっていました。

先輩ママさんが妊娠初期に飲んでいたハーブティーは?

商品名を教えてもらったところ、以下の商品名が良く上がってきました。

【ポンパドール ペパーミントリーフハーブティー】

【生活の木 ルイボスティーブレンド】

妊娠中期(妊娠5ヶ月~7ヶ月)におすすめのハーブティー

妊娠中期はむくみや便秘に悩まされがちな時期。

利尿作用・便秘解消作用がある「ダンテライオンルート(=たんぽぽ茶)」、代謝を良くする「ジンジャー(ショウガ)」、鉄分を含み免疫力を上げる「ローズヒップ」のハーブティーがおすすめです。

名前 効果 カフェイン有無
ダンテライオン(タンポポ茶) 消化不良、便秘、むくみ、貧血、代謝改善、通乳(母乳) ノンカフェイン
ジンジャー(生姜) むくみ、血行不良、冷え性、消化不良 ノンカフェイン
ローズヒップ 便秘、貧血、冷え性、風邪予防 ノンカフェイン

妊娠中期のハーブティーの注意点

ジンジャー(生姜)は過剰摂取すると消化器官への悪影響や、低血糖になる恐れがあります。

ダンテライオンはキク科アレルギーの人は飲まないようにしましょう。また、おなじタンポポでも「コルツフットティー(フキタンポポ)」は肝臓に毒性を示す成分が含まれていて、妊娠中は禁忌とされています。

ローズヒップは飲みすぎると下痢を起こす恐れがありますので量にはお気を付けくださいね。

ハーブティーを飲んでいた先輩ママさんの声

さとこさん 30歳
寒い季節だったので、冷え対策になると思い、よく飲んでいました。悪阻が終わった直後は味覚が鈍っていて、味がよくわかりませんでしたが、カフェインレスの温かい飲み物が少ないので重宝しました。
みいさん 23歳
マタニティー専用のハーブティーを飲んでいました。つわりを引きずっていたのですが、香りがスッキリしていて、寝る前に飲むとリラックス出来ました。

先輩ママさんが妊娠中期に飲んでいたハーブティーは?

商品名を教えてもらったところ、以下の商品名が良く上がってきました。

【AMOMA マタニティーブレンド】

英国ハーバリストと妊産婦ケアの専門家が開発したノンカフェインのオーガニックハーブティー。
ダンテライオン・ジンジャー他、計8種類のハーブがブレンドされています。
こちらの商品は出産後ですが私も飲んでいました。

マタニティーブレンドを飲んだ感想

クセがなくすっきりした味わいですので、ハーブティー初心者さんや、つわりから抜けきれていない妊婦さんも飲みやすいと思います。

妊娠後期(妊娠8ヶ月~出産)におすすめのハーブティー

妊娠後期から、安産対策や母乳の出をよくするためにハーブティーを飲み始める妊婦さんが多いです。

代表的なのは「ラズベリーリーフティー」。

安産のお茶ともいわれるこのハーブティーは、フラガリンという子宮収縮成分が配合されていて、陣痛を和らげ子宮の動きを滑らかにしてくれる作用があるとされています。

また、他のハーブティーと比べてミネラルやビタミンの含有量も高く、母乳の栄養価を高くし、出も良くすると言われています。

名前 効果 カフェイン有無
ラズベリーリーフ 子宮収縮、通乳(母乳)、母乳の栄養価を高める ノンカフェイン

妊娠中期のハーブティーの注意点

ラズベリーリーフティーは、子宮収縮作用があるため、妊娠初期・中期の飲用は禁忌とされています。
妊娠37週目を過ぎてから飲むようにしましょう。

ハーブティーを飲んでいた先輩ママさんの声

なみさん 28歳
初産で出産の痛みに対して恐怖心があった時に、お産をする上でスムーズに赤ちゃんが出てくると言うことを聞いたため飲もうと思いました。妊娠35週から毎日2、3杯飲んでいました。結局41週と2日で産まれたので早くはなかったのですが、お産自体は順調で産後も回復が早かったです。
さやさん 30歳
1人目の出産が27時間の難産で、2人目は安産にしたいと思い、ラズベリーリーフティーを飲みました。味の癖もそんなになく、臨月からガブガブ飲みまくりました。そのおかげか、2人目はスピード出産でした。

また、出産直後から母乳対策で飲み始めたという声もありました。

りんさん 25歳
母乳の出が悪かったり詰まってしまったり等の母乳トラブルで悩んでいたのですが、友人が勧めてくれたので飲み始めました。300mlくらいをティーポットに入れてそれを薄めて一日で飲みきっていました。飲んでいなかった頃はおっぱいが詰まりがちでしたが、飲むようになってからはまったく詰まらなくなりました。

先輩ママさんが妊娠後期に飲んでいたハーブティーは?

商品名を教えてもらったところ、以下の商品名が良く上がってきました。

【AMOMA ラズベリーリーフティー】

先述の妊産婦監督のラズベリーリーフティーです。
100%オーガニック、臨床試験で安産に実績のある量をティーバッグで忠実に再現したハーブティー。

【生活の木 ラズベリーリーフティー】

妊娠中に飲んではいけないハーブティー

以下のハーブティーは、妊娠中の常用は避けた方が良いとされています。
ご注意くださいね。

名前 影響 いつまで
ペニーロイヤル 流産の危険性 妊娠全期
ジャスミン カフェイン含有 妊娠全期、授乳中
マテ カフェイン含有 妊娠全期、授乳中
フキタンポポ 肝毒性 妊娠全期、授乳中
レモングラス 子宮収縮作用 妊娠初期~中期
カモミール 子宮収縮作用 妊娠初期~中期
ローズマリー 子宮を刺激する 妊娠全期
サフラン 子宮を刺激する 妊娠全期

最後に

リラックス・リフレッシュ効果と共に、体調改善にも効果が期待されるハーブティー。
温かいノンカフェインの飲料が少ない中、体の冷え対策にも強い味方となってくれます。

当サイトでは、妊娠中の体の不調や、アロマなどのリフレッシュ方法も詳しくお伝えしています。
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