帝王切開時に強烈にむくんだ脚の写真と妊娠中のむくみ対策

妊娠中のむくみ 出産後につわりを振り返る

妊娠後期にむくみに悩まされる妊婦さんは少なくないと思います。

私も妊娠中、特に帝王切開時に、びっくりする程のむくみに悩まされました。
その状況と、当時の写真が残っていたので、むくみによる脚の変化の画像をお見せしたいと思います。
また、妊娠時にしたむくみ対策や、出産後に調べてわかった「妊婦さんに効果的なむくみ対策」についてもお伝えしますね。

妊娠中の私のむくみ

私は妊娠9か月以降、脚のむくみが気になるようになりましたが、特に帝王切開での出産前後、とんでもないむくみに襲われ、まるで腫れているかのようにパンパンになり、常に痺れてしんどい有様でした。
出産退院時は靴が入らず、母に赤ちゃんを預けてサンダル履きでカポカポ言わせながら帰路につきました。

むくみも度を過ぎると痛いことを知った、32回目の夏。

これから私の脚のむくんだ写真をお見せしたいと思いますが、まずは比較対象として、妊娠中期の脚の状態からご覧いただけたらと思います。

むくむ前-妊娠中期の私の脚の写真

妊娠5か月(16週)時点の写真です。
妊娠悪阻で2か月絶食状態でしたので、私史上最強に細い時の写真です。
(ちなみに今この時より1.5倍太いです。ああ、この頃の脚に戻りたい)

妊娠でむくむ前の脚

むくみ絶頂期-帝王切開直後の私の脚の写真

そして、こちらが子供が取り出されて数時間後の脚です。

妊娠でむくんだ脚

いや、本当に、どうしようかと思いました。
これ、もどるのかと。

急激にむくんだので、脚が脂肪で太くなったわけではないことはわかっていたのですが、それでも、本当に不安でした。

こちらをお読みの方の中には、同じように急なむくみで不安をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

そんなあなたに声高々に伝えたい。

安心してください、妊娠中のむくみは、治ります。脚の太さは元に戻ります!

でもちょっと時間がかかります。

私は、出産後かなり気合を入れてむくみ対策をしましたが、「とうとうスッキリしたな」というところまで到達するのに、10日位かかりました。

出産後10日後の脚の写真

妊娠後の脚

むくんだ写真と治った写真の比較

こんな風に2つ並べて比較すると、むくみの怖さが良くお分かりいただけるかと思います。

妊娠中とその後の脚の比較

見た目も非常に気になりましたが、ここまでパンパンになると、張っている感覚が本当に気持ち悪いです。

できる限り早く改善するに越したことはありませんので、今むくみに悩まれている方に、簡単にできるむくみ対策をご紹介したいと思います。

妊娠中のむくみと早くおさらばする方法

白湯を飲む(※水分過多にならない範囲で)

白湯はむくみの原因となっている体内の水分を、体外に排出しやすくしてくれます。
お茶やコーヒーにも利尿作用があると言われていますが、お茶やコーヒーの水分が入ってすぐに出ていくだけとの話もあります。
体内にある水分の排出を助けるのに一番確実なのは、白湯の摂取だと思われます。

飲み方ですが、一度に大量に飲まずに、1日5~6回に分けて、コップ一杯ずつ飲むと効果が高いとのことです。

ただ、水分は冷えやすい性質があります。いくら白湯が温かくて水分排出を促すと言っても、水分過多になるまで飲んでしまうと、体内で冷めた水分が代謝を減速させ、逆にむくみを助長しかねません。
飲む回数を増やすことを心がけつつ、飲みすぎには注意していただけたらと思います。

カリウムを摂取する

カリウムには、細胞内体液の浸透圧を調整する働きや、筋肉の動きを良くする働きがあります。
カリウムを摂取すると、この2つの働きにより、体内の老廃物の排出促進が期待できます。

カリウムが多く含まれた食材

カッコ内は、食品100g当たりのカリウムの含有量です。

  • こんぶのつくだ煮(770㎎)
  • アボガド(720㎎)
  • ユリ根(690㎎)
  • 納豆(660㎎)
  • きゅうりのぬか漬け(610mg)

ちなみに、成人女子の1日のカリウム摂取目安量は1600mg、授乳中女性のカリウム摂取目安量は2200mgとのことです。
…食生活だけで十分な排出を促す量のカリウムを摂取するのはなかなか難しそうですね。

探してみましたら、産前産後に使えるむくみ解消サプリがありましたのでご紹介しておきますね。

【妊娠中のパンパンに。こころからだあんしん葉酸】


むくみ対策サプリ

カリウム2000mgに加え、葉酸もしっかり400μg配合しているサプリ。
ビタミンB1、B2、B3、B12、パントテン酸、カルシウムなど、糖質・脂質、タンパク質の代謝に働きかけをする栄養素を配合し、効率よくむくみを排出する成分構成です。

公式HPはこちら⇒妊娠中のパンパンに。こころからだあんしん葉酸

着圧ソックスを使用する

寝るときにしんどいですが、経験上効果が高いです。
私は出産後からメディキュットを使用していました。

リンパマッサージをする

ご自宅でなさる場合は、浴槽に浸かって体を温めてからなさるのが効果的です。
あまり強く揉まず、なでるような感じで足の指、甲、裏、足首からひざ上、ひざ上から太ももの付け根と、重力に逆らう方向に重点的にマッサージしてあげるだけで、老廃物の排出がある程度促されます。
経験上、素人でも毎日続けると、ちゃんと効果が出ると感じました。

むくみ対策のリンパマッサージには、アロマオイルの使用がおすすめです。代謝力が高まる効能のある精油を利用することで、効率よくむくみを解消できるといわれています。

別記事にて、アロマオイルの基礎知識とマッサージの仕方をイラスト付きでご案内しています。良ければ参考になさってくださいね。

妊婦さんのアロマ活用術。つわり期など妊娠期別おすすめ精油とNGオイル・マッサージ方法をイラスト付きで解説

階段昇降をする

産前産後に難しい案かもしれませんが、10分程度でも時間を作れるようでしたら、段差を上り下りされるのをおすすめします。
脚の筋肉が動くことでリンパの流れが促進され、むくみが改善します。
階段が手軽ですが、家の中で台にできるものを使っても似たような効果を得られます。
これは、普段私がリンパマッサージと合わせて良くやっている、むくみ解消法の1つです。

塩抜きをする(※要注意)

塩分摂取を徹底的に控えると、あっという間にむくみが解消できます。
試合前のプロボクサーや急きょほっそりしなければならないモデルさんや女優さんがお使いになる手で、私も産前産後ではないのですが、試したことがあります。本当に効果があります。3日位でさっくりとむくみが改善しました。

ただ、外食もお菓子も一切NGなくらいに徹底的に塩分カットしないとならないので、かなりしんどいです。
また、塩分は一定量は必要なものですので、産前だったり、産後であっても母乳でお子さんを育てようとお考えの方には推奨しかねる方法です。
「私は完全ミルク育児だし、とにかく一刻も早くむくみを解消したいの!!」という方はお試しになってみても良いかもしれません。