お腹の赤ちゃんに不幸が起こる夢、
自分や身内が事故に遭う夢、
人が沢山死んでしまう夢…
妊娠中に縁起でもない夢を、まるで映画のような迫力で見てしまうことがあります。
このような経験をされると、「妊婦なのにこんな夢を見てしまって大丈夫なんだろうか…」と不安になりますよね。
ですが、妊娠中に後味の悪い夢を見ることは、海外では「Pregnacy Dream」という専門の単語まである位に、広く知られ、よく起こることだそうです。
予知夢や悪いことの暗示では無いので、安心してくださいね。
なぜ妊娠中に悪夢を見るの?-妊娠ホルモン、レム睡眠、ストレスが3大要因
妊娠中に悪夢を見るのは、「ホルモンバランスの乱れ」が原因と言われています。
妊娠中は眠っていても、お腹の中では赤ちゃんが常に成長中です。体が完全に休んでいる状態にはなりません。
その為、常にレム睡眠(浅い眠り)状態となり、夢を見やすい環境となります。
こういった状況にプラスして、妊娠して本調子でない体や、出産や出産後の生活に対する不安などがストレスとして影響を及ぼし、悪夢を見させると考えられています。
妊娠中の悪夢を減らす対策
「予知夢や暗示ではない」と分かったとはいえ、嫌な夢はできるだけ見たくないですよね。
妊娠中の悪夢の原因となるストレスを緩和・解消することで、悪夢を見る頻度が減らして行きたいところです。
精神的なストレスは、それぞれに原因があり、気休め的なリフレッシュ法をご案内したところで、改善できない問題であることが多いと思います。
ここでは、物理的なストレスについてご案内することで、微力ながらあなたのお役に立てたらと思います。
重苦しさにはシムス位
「シムスの姿勢」で寝ることで、おなかの圧迫感の軽減が期待されます。また、シムス位は体調面でも妊婦さんにメリットが大きいと言われています。
パジャマはゆるいものを着る
お腹付近などがピチピチになってしまうパジャマや、胴回りのゴムがキツく感じるパジャマは息苦しさを助長させます。
締め付け感のある寝巻は避け、着幅に余裕があるものを着用しましょう。
枕を変える
枕があっていないと、眠りが余計に浅くなります。
上の画像のように、横向きになった時に、顔の縦の中心線と、鎖骨の真ん中のくぼみ部分が1本の直線で繋がるのが理想的だと言われています。
高さで言いますと、4.5cm前後です。
お使いの枕の高さが合っていないと感じた場合は、タオルケットで代用されると良いそうです。
暑苦しさは冷感グッズで対策
妊婦さんは高体温になりがちです。
暑苦しさが寝苦しさをもたらし、悪夢を見てしまうこともあります。
快眠冷感パット
熱がこもるのを予防できる、持続性の高い冷感パットをご紹介しておきますね。氷枕よりも、体全体の熱をクールダウンさせる方が、寝入りやすいと思います。
足裏のほてり解消アイテム
私は妊娠中、足の裏が燃えるように熱くなり、そのせいで寝苦しかったです。
当時は大きめの保冷剤を足元に置いてしのぎましたが、熱くなったら触り、冷えすぎたら外すを繰り返して大変でした。調べましたらこのような便利グッズもあるようです。
運動などをして体を疲れさせる
妊婦中は体が本調子とは行かないため、体を動かすことはしんどいですよね。
私も運動なんて全く無理でした。毎日吐いているような状態でしたし…
が、体を疲れさせることで寝入りが良くなるのは、実体験上うなずける部分があります。
妊婦さんの場合は歌を歌ったり、お風呂にゆっくり入ったりするだけでも、体力を通常時以上に消耗すると思います。
出来る範囲で疲れる行動をしてみても良いのかもしれません。
私が見たことを後悔した壮絶に嫌な夢
妊娠中、ずっとマタニティーブラをつけて寝ていたせいかもしれません。
私は良く悪夢をみましたが、その中に2つ、自分の頭の中を疑ってしまうような恐ろしい夢がありました。
この夢はあまりに残虐で、気軽に妊婦さんに聞かせて良いものなのか判断つきかねるところがあります。
ご閲覧の際は、ご注意願います。