34w3dつわり日記-吐き気が酷く、遠距離の祖母と最後のお別れが出来ません

生むまでつわり 妊娠9ヶ月のつわり日記

妊娠34週目です。

昨日検診があり、胎児は2100gに成長していました。

院長さんに、「お腹も赤ちゃんも小さい」と言われてしまいましたが、今のところは問題ないとのことでした。

とりあえず、2000g超えてくれて一安心です。

妊娠9ヶ月3週目の私の体調

この2週間、具合が悪化し、朝は何を口にしても吐いていました。

夜もなかなか食べられず、健康食品系のウエハース2枚をなんとかお腹に入れるようにしていました。比較的お昼は元気だったので、その時間に食べられるだけ口にしながら生きていました。

そんな日々のせいか、体重も増えませんでした。

けれど手足は目に見えてむくみ、太ももは、非常に醜い様相となっています。

そんな中、実家の祖母が「一週間もたない」とお医者さんから宣告されました。

今日、明日が山だそうです。

最後のお別れは諦めなきゃいけないのはわかっているけれど、あきらめきれず、産院に、「飛行機か電車で北海道に帰ってもいいですか?」と問い合わせました。
しかし院長さんに、

「君の場合はダメ」

と言われて、打つ手なしとなりました。

先生からokが出ても、最終的には行かない判断をしたかもしれませんが、産院からNGをもらってしまったことで、ようやく諦めがつきました。

私が夢を実現するために、10年間、惜しみなく援助し続けてくれた祖母。

結局、夢は夢見たままで終わってしまいました。

結果を残すことも出来ず、

そばで恩返しをすることもせず、

最後のお別れすらできず、

祖母は旅立とうとしています。

不義理な孫です。

主人が、「僕が一人で葬儀に行こうか?」

と言ってくれましたが、

本心では、この思いを託して参列してもらいたいですが、

九州に赴任中の主人に、義理の祖母のために単身で北海道の田舎に向かわせるのは、さすがに私の我儘が過ぎると思うので、遠慮するつもりです。

でも、こうして時間的にも仕事的にも金銭的にも大変なのに、提案してくれた心遣いに、この人が私の夫で、本当に良かったと、思ったのでした。

…しかし、辛いです。私の吐きつわりは、私の大事な時間を、かけがえのない機会を、容赦なく奪っていきます。酷いです。

なぜ、つわりは存在するんでしょう。

そして、症状が出ない人までいる中、ここまで長引く人がいるのでしょう。今更ですが、世の中不公平です。